石油ファンヒーターの故障 エラー【ER】・サーモセンサー交換 【CORONA】

我が家のリビングに設置いてある石油ファンヒーターは「CORONA社製 FH-ST4616BY」である。2016年製造なので、今年で5年くらいだ。

基本的に家電は潰れるまで使うスタイルなのだが、ある日からエラーが出て点火しなくなってしまった…(泣)

一年で4か月くらいしか使ってないし、汚れとか劣化も目立っていない!これはどこか簡単な故障に違いない!というか

っということで、カバーを開けてみて修理を試みた。

分解・原因究明

はじめに現状の確認をしよう。

現象は、「運転スイッチ」を押した瞬間にエラー音とともに「ER」と表示されて、シャットダウン。

取り扱い説明書を見てみるとエラー「ER」は、

「電源系統の故障」→販売店かサービスセンターに連絡してください。…だそうだ。

まあ、そらそうだわな。

ユーザーにできることなんて書いてないよな。。。。

分解方法

分解方法はとーっても簡単!

ヒーター両側面下のネジを2本抜いて、前面パネルを外す。

石油ファンヒーターの分解手順1

そのあと、燃焼確認窓とかが付いているガードは、上下左右のネジ4本を外して、ぱかっと。

石油ファンヒーターの分解方法2

埃は溜まっている部分があるが、汚れている箇所も見当たらない。

電源を入れてみると、基盤から「カチッ」っと音が鳴る。これはどこかの回路でショートしているのかなぁ。

石油ファンヒーターの基盤

ルームサーモセンサーの断線

うーむ。

まったくわからん!と思ってヒーターの周りを見てみると、むむむ!
猫に噛み千切られた黒い線がある・・・・・。これは…

サーミスタの断線状況

説明書を確認すると室温を計測するためのセンサーのようで、「サーミスタ」と呼ばれる部品のようだ。

これが断線していて、うまく起動できていないのではと思い、コネクターを外して運転ボタンを押してみた。

ルームサーミスタの接続場所
石油ヒーターの液晶画面

室温が「0」と表示されているが、点火した!これは予想が当たっていたっぽい!

これは交換するしかない!

部品の手配

ネットで調べてみても、なかなか見つからない。。。
というのも、石油ファンヒーターなどは変に素人がいじって、火事にでもなったら大変だから。

そりゃそうだ。

今回は温度センサーなので誤作動しても、いつまでも設定温度にならずに、全力燃焼するくらいだろう。何より、修理費用はきっと高いから、安く済ませたい!

探していると、CORONA製石油ファンヒーターのサーミスタが楽天市場で唯一売っていた。商品情報には、うちの機種は載っていないが、形も似ているし、これに賭けるしかない。

商品到着

取り寄せ商品となったいたので10日くらいはかかるのかなと予想していたら、4日後くらいにはポストに商品が届いていた。というか、注文した次の日には発送されてた!
早い!ありがたい!

新しい温度センサー

さっそく交換してみると、ぴったりハマる!やったー

スイッチを入れてみると、

正常な温度表示

正常に温度が表示されている!

最後に

修理後、一ヶ月経過したが、問題なく稼働している。

今回は無事に故障箇所が見つかって簡単に修理できたが、くれぐれも機械の修理は自己責任でやりましょう。石油ストーブなど大きな事故に繋がる家電は、特に注意が必要です。

それにしても、家電が治せると気持ちいいなー

これからも家電を大事に使っていこう!

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